青のりに含まれる国内主要品種を判別
特長
- 検体に含まれる青のり品種を7グループ(ヒラアオノリ、ボウアオノリ、スジアオノリ/ウスバアオノリ*1、ヒトエグサ、オオアオサ、アナアオサ*2、アマノリ属)から定性的に検出します。
- PCR法を採用することで迅速かつ低価格な検査を実現し、また、ブレンド青のりへの対応が可能になりました。
- 遺伝子検査に加え、安定同位体比分析と複合した産地+青のり・アオサ品種判別も可能です。
*1:スジアオノリおよびウスバアオノリは近縁種であるため、同一グループに検出されます。 *2:アナアオサ以外のアオサの仲間が本グループに検出される場合があります。
検査の活用例
品質管理に役立てる
- 仕入れ価格の妥当性を検証するため、青のりに混入している外見からは区別がつきにくいアオサ等を調べる。
- 安定同位体比による産地判別も加え、流通経路が不明確な青のりの由来確認を行う。
商品開発・販売に活かす
- 青のりの品種を判別し、販売する青のりの高い付加価値を科学的に証明。
- 香りや色等に特徴ある商品開発を行うため、青のりの品種に着目する。