豆腐等の大豆加工品中の北米産大豆(カナダ・米国)含有量の定量遺伝子検査を開始
同位体研究所は、豆腐、納豆、揚げ、豆乳、味噌等の大豆加工品を対象として、国産大豆と北米(カナダ・米国)産大豆の含有量を定量する遺伝子検査の提供を開始しました。
例えば豆腐の場合、100%国産大豆と表示された豆腐を対象に遺伝子検査によりカナダ・米国産大豆の含有がないかの定量検査を可能とします。 国産大豆と北米産大豆を併用する工場においては、国産大豆使用製品の製造を行う場合、外国産大豆が混入しないように分別管理が求められます。 このような分別管理においては、通常5%程度の意図せざる混入がある場合があるとして、混入率は5%未満である事が必要です。
この遺伝子検査では、国産大豆と北米(カナダ・米国)大豆の遺伝子型の相違による定量検査を提供するものでし、豆腐の場合、0.1%を定量下限として北米産または国産大豆の含有量を定量します。
豆腐以外に、豆乳等の大豆加工食品の定量検査が可能です。 納豆・味噌の場合、市販される多くの品目での検査が可能ですが、赤味噌・加工味噌、また納豆では発酵度合の高いもので定量が困難な場合があります。 詳しくは分析検査業務部にお問い合わせください。